2010/12/8
|
|
光の前世ヒーリング 葛野薫 |
|
前世ヒーリングを始めてから、これまで多くの貴重な体験に立ち会わせていただき、その経験をもとにスクリプトに手を加えました。光の前世ヒーリングは、これからも進化させていきたいです。 変更した「光の前世ヒーリング」を自分で確認すべく、行ってみた6回目の過去生でした。 安心できる場所は、大きなブナ(けやき?)のある、ひんやりした空気を漂わせる森でした。 木もれ陽が足元に落ちています。私は木の傍に立っていて、そこの居心地のよさを感じています。 次に過去生へと時間を超えた時、目の前にいたのは布製のかわいい刺繍の入った靴を履いた女の子でした。 ひざ丈の、こちらも細かい花やモチーフが刺繍された、赤と黒が基調のかわいい裾がひろがったスカート(ワンピース?)を着て、白っぽいエプロン(?)をしています。 フード付きのポンチョ(首元で止めている)のような赤いコート(?スカーフ?)を羽織り、赤ずきんちゃんがそのまま大人になったような感じです。 髪はブロンドで短く、カールしており、瞳はブルー(明るい茶? とにかく、明るい透明感のある色)、肌は透けるような白。 籐(?)で編んだカゴ(商売道具のよう)を持っており、カゴには薬草がたくさん入っています。 年は16~17才くらい。 今日は薬草がいっぱい採れて、しかも普段あまり採れないような珍しい薬草も採れて、喜んでいます。毎日をイキイキと楽しんでいる様子です。 帰り道でしょうか。自然豊かな森の小路を歩いています。お天気はよく、昼ごろ。 機嫌良く道を歩いて、村に辿り着きました。 農家が多いようで、畑仕事をしている人がちらほら見えてきます。 村に入ると、私は村の人にあいさつをします。私に気付いた人は挨拶してくれます。 村の人たちは皆にこやかに迎えてくれ、私はみんなにとても愛されているようでした。 ピノキオのおじいさんのような風貌の男性がいます。裕福そうではないですが、みんな日々の生活をとても丁寧に暮らしています。穏やかに時間が流れています。 結束力が強く、情にあふれた雰囲気の村でした。 近所の男の子がいました(今生では知っているような知らないような?)幼馴染のような関係で、小さい頃から一緒にいるのが自然で兄弟のように育ちました。 家には、父(今生での父)と母(今生の母でなはない)がおり、私はひとりっこのようでした。 家に着き、私は独りで薬草の処理を始めました。 両親は、どうもそのことを嫌がっているようです。 人目を気にして・・・ 村ではまだそんな気配はありませんが、遠い遠いホントに遠くの町では、ちらほら魔女狩りの噂が流れており、近所の人は身体が楽になった、と喜んで帰ってくれているのに、両親はその噂をとても気にしているようでした。私がターゲットになるのではないかと・・・ 遠くの町の中でも別の国ほど本格的な魔女狩りが行われているわけではなく、噂でちらほら一部の人の口にのぼる程度。 私は、まさか自分の身にそんなことが起こるとは思いもしませんでした。 夕食の時間が来て、私は両親と夕食を食べています。 さっきあいさつを交わしたピノキオのおじいさんのようなおじいさんと、近所の男の子も一緒です。男の子は、おじいさんの家の子のようでした。暗黙の了解で、年の近い私たちは将来結婚することが決まっていたようでした。 すでに親戚付き合いをしているようです。 石と木で造られた家の中で、木製の食器とテーブルを囲み、みんなで和やかに食事しています。 一番幸せな時を過ごしたシーンへと変わりました。 村の人と一緒にいます。 近所の人は病院代わりにここを使っていて、私は今でいうヒーリングのようなことをしていました。小さい頃、自然のエネルギーを感じ、人のエネルギーも感じ、悪いところがわかり、どのようにすれば良くなるのかもわかり、それをそのまま使っていたようでした。 身体が楽になった、とスッキリした表情で帰る村の人たちを見るのがとても嬉しく、私はそのことに関われることに、大きな幸せを感じていました。 自然の中や周りに小さい光が浮遊しているのが見え、施術の時は、そのふわふわ漂っている光を、一点に集中させ、その部分のバランスを調えているような・・・ そのやり方を魂は覚えていて、私は今生でも同じやり方でヒーリングをしているようでした(今生の私には何も見えないし、わからないのですが)。 過去生の私がいた場所は、ルーマニア(?)と感じました。時代は17世紀ころ(? もっと古いかも? でも何となく17という数字が浮かぶ)と感じ、名前はルカ、と浮かんできました。 その転生で人生が変わる重大なシーンへと移ります。 私は遠い町からやってきた数人の人にむりやり連れ去られようとしていました。 両親は必死でそれを止め、かばおうとしていますが、私は連れ去られてしまいました。 村の人の密告でした(村の人はその密告で、お金を受取っていたようでした) 酷い拷問を受けています。 両手を後ろ手に拘束され、いろいろな道具で責められています。 私は違うと言い続けました。 私は密告されたという事実を知って、「もう誰も信じない」と決めたようでした。 それが今生でも「疑い深さ」や「人と距離がある方が安心する」という形で影響を与えているようでしたが、同時にそれは今生では自分を守るために必要なものでもありました。 私は、もうしばらくそれを持っているように感じました。 必要な時期が来れば、自然に手放すことができ、手放すことでたくさんの人と近づくことができ、世界は変わるようです。 私はその拷問で拘束されたまま命を落としました。 両親はそれが原因で村を追われ、深い悲しみの人生送りました。 男の子はさっさと別の女性と結婚してしまいました。 ルカの人生は短かったけれど、裏切られるその瞬間がくるまでは、周りはどうあれ自分の人生を愛していたし、自分のすることで村の人々が笑顔で帰ってくれるのを心から嬉しく思っていました。最後には裏切られ、酷い死に方をしたけれど・・・ 自分が原因で両親に辛い人生を送らせてしまったことが悲しく、申し訳なく、それだけが自分にとっても辛いことでありました。私の事が彼に影響を与えるでもなく、淡々とさっさと別の女性と結婚してしまった男の子には、これからの長い人生を送ることを考えると、仕方ないことだとどこかで受け入れている自分もいました。 ルカの人生と今生の私の人生を見比べた時、疑い深いところがある半面、すぐに人を信じるところ、ちょっと何かがあってもいい方にいい方に信じようとするところと、人と距離を置いてしまうところ、その正反対の2つが混在して調和がとれていない感じがしました。 ルカは、「それでも人を信じることは素晴らしいよ」と言ってくれました。 ルカが、美しい球体のクリスタル(直径10cmくらい)を手渡してくれ、「あなたの本当の魂だよ」と教えてくれました。 私はそれをハートに入れました。 「癒してくれてありがとう」と言ってルカは光の中へ帰りました。 次に自分が光の中へと進んだ時、そこはお母さんのおなかの中のようにあたたかくて居心地がよく、安心できるところでした。 頭上に大きな光が見えていますが、それは人の形をとらず、大きな光のままでした。 その光は太陽の活動のように、ゆっくりとうごめいており、時々その光からエネルギーが飛び出すみたいに、マザー・テレサの顔がぴょこっと飛び出し、次にキリストの顔がひょこっと見え、さまざまな人のエネルギーが入れ替わり立ち替わり現れては光の中に溶けていく、エネルギーの複合体のような感じでした。 光の存在からのメッセージを受け取りました。 自分の感覚を信じましょう。 周りに合わせて自分を貶めるのはやめましょう。 それはあなたの魂を傷つけています。 自分の魂を自分で傷つけるのはもうやめましょう。 あなたは私たちと繋がっています。 それを信じてください。 周りに何を言われようとも、あなたは私たちと繋がっているのです。 自分にとっての真実を信じ続けてください。 今、あなたが感じている「胸の奥で感じる暗さ」は、時期がくれば取れます。 しかし、それは今まであなたを守っているものでもありました。 「暗さ」が、あなたを守ってきたのです。一見して「暗い」と判断した人は(表面だけ見てそう判断して去る人は)あなたには本当の意味では必要ない人たちで、その暗さの奥にある、本当の輝きに気付いた人達が集まってくるようになっています。 また、それは自分の周りにいる人たちが本質を見極める目を持っているかどうかの判断材料になります。あなたにとっては、本質を見抜く目を持っている人たちといる方が良いのです。 その暗い部分は光が生まれる場所でもあります。 必要なだけあなたの中にとどまり、必要無くなれば光に還るでしょう。 人生を豊かで幸せなものにするために、自分の内側と向き合い、自分の真実と繋がり続けてください。私たちがあなたの魂を護っています。 現実世界で言われている様々なことは、あなたには当てはまりません。 自分の魂を信じましょう。 あなたは守られています。今生では、あなたはやりたいと思った事をやっていきます。 周りに合わせて自分を貶めないでください。 守られているから大丈夫です。 私たちと繋がっているあなたは、みんなにわかりやすい言葉で表現して、言葉で導くことで皆と私たちを繋げることができます。 いずれ、言葉は必要なくなるでしょう。 今は、言葉でわかりやすく説明し、繋げてあげてください。 1人でも多くの人に自分は光の存在だと思いだしてもらうこと、そしてあなた自身が光の存在となることで、多くの過去生、そして今日まで脈々と続く血脈、ご先祖様、あなたに繋がっているあらゆる生命の思いを光に還すことがことができるのです。 光の存在がほめてくれたところ3つ ・透明 ・広い ・澄んでいる 「いつも見守っているよ」 これでセッションは終わります。 当時、少し落ち込んでいた私。 そんな私を慰め励ますように繰り返された「守られています」の言葉。 このセッションでは、現実世界に戻ってきた後も、過去生の女性(ルカ)からのメッセージを受け取り続けるという体験をしました。 ずっとメッセージが流れ込み続けていました。 それは何日かしたら自然に落ち着いていきました。 私の魂が元気を取り戻すスピードと一緒だったかもしれません。 必要な時に、必要なことが起こるのだと思えたセッションでした。 |
|